私がQC検定3級に一発合格するために行った、学習時間や学習期間などのリアルな体験談を記した記事です。
一発合格までの過程が、皆さんのQC検定合格の一助になれば幸いです。
※2026年5月時点の内容です
QC検定3級の試験概要
詳細は日本規格協会(JSA)の公式ページをチェック。
- 試験期間:年2回(夏・冬)
※約3ヶ月間の期間中に希望の日時と会場を選んで受験 - 試験形式:CBT方式(パソコン試験・全国のテストセンター)
- 合格ライン:「手法・実践の各分野で50%以上、かつ全体で70%程度の正解率」が目安
前提条件
どんな経験があるかは人それぞれケースバイケースではあると思うので、初めに私の前提条件を書いておきます。
前提として私は製造業(現場):5年の経験はありました。
その時に割とパレート図とか要因分析は触れたことがあったので、この記事は参考になる部分と参考にならない部分があると思います。
※ヒストグラムやCp/Cpkは触れたことはなかったです。
学習期間と学習の流れ
学習期間:1か月半
学習時間:約40時間
私は1か月半しか学習期間が取れませんでしたが、理想を言えば2か月ぐらいは学習期間を取りたかったです。
※早い人だと2週間ぐらいの学習で全然合格できる気がします
やるべきこと
合格を目指して学習することは当たり前として、その他に試験に向けてやるべきことをまとめておく。
もちろん目指すは100点だが、出題範囲や合格ラインを把握しておくことで自分自身の現状のレベルがどれぐらいかの指標のひとつになる。
具体的な学習の流れ
まずはざっくり全体をYoutubeで動画学習して過去問を解くための下地を作りました。(なんとなく理解)
私は過去問から始めてしまうと、全く解けないで途中で解くのをやめてしまってモチベーションが落ちてしまうタイプなので、事前にざっくり全体を学習してちょっと解けるようにしてから過去問をする派です。
- まずはYoutubeで一通りの範囲を動画学習して、過去問を解くための下地を作る
- 過去問:1回目分×1set目(正答率:35%)所要時間:240分
時間制限なしで2日ぐらいかけて解いてみるが惨敗。
3日ぐらいかけて復習。※計算が全然解けない - 過去問:2回目分×1set目(正答率:40%)所要時間:120分
一応、90分タイマーを設定して、計算は公式を見ながら解いていく。90分で半分ぐらいしか解けなかった。残りの問題は所要時間を計測しつつ解いていく。全問解くまでに2時間掛かる。
3日ぐらいかけて復習。※計算が全然解けない - このまま解き続けても無駄に過去問を消費するだけなので、重点的に計算の理解を深める。
箸休めにQC7つ道具と新QC7つ道具を覚える。
このあたりまでのモチベーション維持が一番大変。 - 過去問:1回目分×2set目(正答率:60%)所要時間:120分
計算の公式を見つつ解いていく。2回目なので結構解ける。
合格ラインまであと一歩なのでモチベーションが上がる。間違えたところの復習&暗記系で失点が多いのでそのあたりの理解を深める。計算の公式の暗記も行っていく。 - 過去問:2回目分×2set目(正答率:75%)所要時間:100分
計算の公式を出来るだけ見ないで解いていく。合格ラインに到達&所要時間もあと一歩でモチベーションが爆上がり。
計算の公式の暗記。間違えたところは暗記ではなく、理解することに重点を置きながら復習。※2回目で間違えたところは暗記の問題ではなくそもそも理解が足りてないと推測。 - 過去問:1回目分×3set目(正答率:90%)所要時間:70分
何も見ずに解いていく。さすがに3回目なので答えを覚えてしまってる問題もある。
間違えたところは暗記ではなく、理解することに重点を置きながら復習。
合格は近いと確信。 - 過去問:3回目分×1set目(正答率:75%)所要時間:87分
キターーーーーー!!!(≧▽≦)
初見の過去問で合格ラインにギリギリでとどく。
この時点で試験日まで残すところあと1週間、ラストスパート。 - 過去問:2回目分×3set目(正答率:95%)所要時間:60分
過去問:3回目分×2set目(正答率:90%)所要時間:60分
過去問1回目~3回目の計算問題と間違った問題だけをもう一回解く。 - 試験日当日:計算関連の復習。
試験直前の過去問正答率は90%ぐらいで、本番の試験は正答率が約80%、所要時間は回答80分+見直し10分の配分で時間が結構ギリギリでした。Σ(゚Д゚)
ま、まあ、合格すればいいんで。。。汗
CBT方式の体験メモ
試験当日のCBT方式を体験しての感想としては、デジタル文字だからなのか最初は問題の内容が頭に入ってこなかったです。私の場合は大問3つぐらい解いたところで慣れてきました。
- メモ用紙配布(最初はA4×1枚だが、必要に応じて追加で貰える)
- ボールペン配布
- QC検定以外の試験の受験者もいる
- 電卓はパソコンの電卓機能を使用(電卓持ち込み不可)
- 他の受験者のマウスのクリック音やキーボードのタイピング音が聞こえる
※ヘッドホンが置いてある - 試験開始前にCBT方式のチュートリアルあり(回答方法、電卓使用方法、しおり機能など試せる)
おすすめテキスト
出版社:TAC出版
『ゼロからわかる! QC検定(R)3級テキスト&問題集 第2版』
学習にはTAC出版の『ゼロからわかる! QC検定(R)3級テキスト&問題集 第2版』を使用。
他のテキストと比較したというわけではないですが非常に分かりやすかったです。
印象に残ってる部分としては工程能力指数の解説が非常に分かりやすく、確実に合格に貢献してくれたと言えます。
また、このテキストの最後についてる模擬試験が本番の出題形式と結構近いと感じました。
合格のためのテキスト感は少しありますけど、短期間で合格を目指すなら良いと思いました。
やっぱりTAC出版の外さない感はさすがです。
資格のテキスト、安心安定のTAC出版。( ´∀` )
使用した過去問集
出版社 : 日本規格協会
『CBT対応版 QC検定3級 対策問題集 2026年版』
過去問集は日本規格協会の『CBT対応版 QC検定3級 対策問題集 2026年版』を使用。
こちらはテキストも兼ねてますが、テキストとしては使用せずに過去問のためだけに購入という少し贅沢な使い方をしました。
Goodポイントは過去問でしっかり演習できるので、自身のレベルをはかるのに持って来いです。また、解答解説もしっかり付いているので間違えたところも対策しやすいです。
あえて微妙なポイントをあげるとしたら、過去問の問題の感じと本番の問題の感じが違うと私は感じました。
※CBT形式は第40回~でこの問題集の過去問は第36、37、38回のものなので違うのは当たり前です
おすすめできるかと聞かれると比較対象がないので正直、何とも言えないのが本音。
言えるとすれば「この過去問集を使用して合格した」「確実に合格に貢献してくれた」「過去問の問題の感じと本番の問題の感じが違うと私は感じた」「ベストバイだったかは疑問が残る感触」という感じかな。
まとめ
QCを推進しているか会社の風土にもよりますが、推進してる会社で勤務している人は学習すれば視野が広がる可能性があります。
学習をしていて思ったのは私が勤務している会社はすごくQCを推進していることです。
「これってあれやん」みたいな実は実務で使ってたみたいなアハ体験がちょこちょこありました。
なので今後、QC的考え方で話を振られたときに学習前よりもスムーズな意思疎通が可能になったと思います。
ちなみにYoutubeやブログなどの無料コンテンツで学習する場合、知らず知らずのうちに3級の試験範囲外も学んでいる場合があるので注意。後々、1級や2級を受験予定なら特に問題はないかもですけど・・・。
総評としてはQC3級の学習をして良かった。

